アライドテレシス、ネットワーク管理ソフト2製品をバージョンアップ
アライドテレシス株式会社は8月31日、ネットワーク管理ソフトの新版「CentreNET SwimLogReporter Ver.2.0 pl 0」「同 SwimRadius Ver.1.1 pl 2」を発表した。
SwimLogReporterは、syslog情報を解析し、レポートを作成するソフト。同社製スイッチやルーター、セキュリティーシステムといった機器のsyslog情報を整理・集計し、ネットワーク障害や不正アクセスの状況・傾向の把握、原因の分析などを可能にする。新版では、Windowsサービスに対応し、PC再起動時にも自動的にsyslog収集が再開できるようになったほか、IPv6を用いたsyslog収集に対応した。また、データベースのバックアップ/リストアも今回より可能になっている。
価格は、100デバイス分の基本ライセンスが70万円(税別)、100デバイス追加ライセンスが35万円(同)、Ver.1.xユーザー向けのバージョンアップライセンスが30万円(同)。
一方のSwimRadiusは、同社ネットワーク製品との組み合わせで、802.1X/MACベース/Web認証を実現するRADIUSサーバーソフト。プライベート認証局機能も内蔵しているので、TLSなどで使用するデジタル証明書を発行したり管理したりできる。また、SwimLogReporterとの連係により、アカウンティングやログイン情報などの解析にも対応している。新版では、ログイン自動化機能の追加により、SwimRadius起動時のログインを省略可能。また、MACアドレス認証ユーザーの登録簡易機能が追加され、MACアドレス情報の収集、登録作業を効率化できるとしている。
価格は、100ユーザー分のSwimRadius Ver.1.x、20デバイス分のSwimAdminCentral Ver.1.x、20デバイス分のSwimLogReporter Ver.2.xがセットになった基本パッケージ「CentreNET SwimSuite Sパック」が30万円(税別)。SwimRadiusの追加ライセンス(100ユーザー)が20万円(税別)。
2009/8/31 17:57