きめ細かな職務分掌に対応、DB監査ツールの新版「PISO 4.2」

　株式会社インサイトテクノロジーは9月1日、データベース監査ツールの最新版「PISO 4.2」を出荷開始した。

　PISOは、データベースへのアクセスを記録し、不正アクセスを警告することで企業の情報資産を守るデータベース監査ツール。監査証跡となるアクセスログの追跡、情報漏えいやデータ改ざんの防止機能を備え、監査に必要なレポートも生成できる。

　新版では、より効率的なデータ管理を実現する「データメンテナンス機能」の強化を図ったほか、格納されるSQL文を圧縮することで、マスタデータの肥大化を抑止しつつ、ディスクI/Oを軽減することでパフォーマンスを大幅に向上したという。

　また、管理ユーザーの職務分掌の細かい設定にも対応。ログオンユーザープロファイル管理機能を搭載することで、各企業の職務分掌や運用形態に合わせた細かいアカウント設定を実現した。アカウントごとに適切なロールを付与できるため、各種操作の権限制御や管理可能なインスタンスの制御が可能になったという。

　対応プラットフォームとしては、Windows Server 2003/2000 Server/NT Server、Red Hat Linux、MIRACLE LINUX、Oracle Enterprise Linux、AIX、HP-UX、Solarisに加え、新たにWindows Server 2008をサポートした。

　最小構成価格は、460万円（税別）から。