米SugarCRM、コミュニティ版をAmazon EC2に対応


 オープンソースのCRMを提供する米SugarCRMは9月9日(米国時間)、コミュニティ版「Sugar Community Edition」を米Amazonの「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」に対応させたと発表した。開発者は、専用のイメージファイル「Amazon Machine Image(AMI)」をダウンロードできる。

 Sugar Community Editionは、WebベースCRMスイートのオープンソース版。営業、マーケティング、顧客サポートなどの基本的な機能を備え、カスタマイズしたCRMアプリケーションを構築できる。SugarCRMはこのほか、多機能でサポート付きの有償版も提供している。

 Amazon EC2への対応で、クラウドで容易にプロビジョニングと実装ができるようになる。SugarCRMは専用のAMIを提供。開発者はこれを利用して、クラウドベースの環境でSugarCRMのコードにアクセスし、テストや開発を行えるという。

 Sugar Community Edition AMIは、Amazon Web ServicesのWebサイトからダウンロードできる。



(Infostand)

2009/9/10 09:00