ネットギア、最大30W供給する「PoE+」対応のスイッチ2製品
GS748TPS |
GS724TPS |
ネットギアジャパン株式会社(ネットギア)は9月10日、スマートスイッチの新製品「GS748TPS/GS724TPS」を発表した。9月中に出荷開始する。
GS748TPS/GS724TPSはそれぞれ、Gigabit Ethernetを48/24ポート搭載したスマートスイッチ。全ポートでPoE(Power Over Ethernet)に対応し、PoE受電に対応したネットワークデバイスに電源コンセントなしで電源供給できる。加えてIEEE 802.3at Draftに準拠した新機能「PoE+」をポート1~4に搭載。従来の15.4Wの約2倍となる最大30W/ポートの電源供給が可能となっている。このため、マルチチャネルの無線LANアクセスポイントや遠近ズーム可能なIPカメラ、タッチスクリーンの付いたIP電話など、消費電力が15.4W以上のデバイスも接続できる。
またGS748TPS/GS724TPSともに、2つのスタック用ポートを搭載。最大6台までスタック接続できるため、将来的にクライアント数が増加しても、環境の変化に合わせて速やかにネットワークの再構築が可能。管理する上でも、「シングルIPアドレスマネージメント」機能により、1つのIPアドレスを使って接続されたスイッチを同時に処理できる。スタッキング帯域幅は総計20Gbpsを確保しているので、スイッチ間におけるボトルネックも回避可能という。
このほか、GS748TPS/GS724TPSともに製品を使い続けているうちは保証が継続する「ライフタイム保証」をサポートするのも特徴。
価格は、GS748TPSが41万7900円、GS724TPSが23万1000円。
2009/9/10 17:10