日本オラクル、拠点・店舗のシフト計画作成を支援するソフトウェア
日本オラクル株式会社は9月14日、小売店などでのシフト計画作成を支援するアプリケーション「Oracle Workforce Scheduling」を発表した。
Oracle Workforce Schedulingは、シフト計画作成を可能にするソフトウェア。これを利用すると、主に小売りや流通サービス業界の各店舗、拠点に勤務する従業員の配置計画を作成できる。人材の配置に関しては、各店舗・拠点での勤務スケジュール作成のみならず、売り上げ目標や繁忙期・閑散期といった要素をベースに、最適な人員配置を自動的に算出可能。時間帯別の作業内容を指定する機能も備えているため、本社が各店舗・拠点の人員稼働率などを可視化して統合的に管理を行え、店舗・拠点間の人員の応援、配置転換といった人材管理にも役立てられるとしている。
加えて、管理する従業員情報では、年齢や性別といった基本情報だけでなく、個人の職位やスキル、契約形態、勤務希望時間などもあわせて管理できることから、契約形態の範囲で、適切な人員配置を効率的に行うための支援も可能になっている。
なおこの製品は、米Oracleが知的財産を買収した、TempoSoftの製品をベースに開発されているとのこと。
2009/9/14 16:54