米HP、セキュリティ/リスク管理などSMB向けサービスで「HP Total Care」拡充
米Hewlett-Packard(HP)は9月29日(米国時間)、データセキュリティやビジネスリスクなどSMB向けの多様な製品とサービスを発表した。セキュリティ・リスク管理、ビジネスインパクトと消費電力対策、生産性改善・コスト削減の3カテゴリの技術サービスと財務支援で、PCサポートサービス「HP Total Care」のポートフォリオを拡大する。
セキュリティ・リスクでは、セキュリティ関連リスクを最小化してシステムの可用性を改善する「HP Total Care Business Risk Mitigation」、データ保護や可用性が特徴のストレージ「HP StorageWorks X500 Data Vault Series」「HP StorageWorks X3000 Network Storage Systems High Availability Bundles」の2製品を投入する。
消費電力対策では、低消費電力のプリンター「HP Color LaserJet Professional CP5220」とともに、SMB向けサブブランド「HP LaserJet “Professional”」を設けることも明らかにした。またビジネスインパクトとして、米国の顧客向けにパンフレットやチラシ作成ツールなどのマーケティングサービスを提供する。
生産性とコストでは、ギガビットイーサネットを容易に管理できる「HP ProCurve 1810G Switch Series」、高機能・軽量(約1.6kg)が特徴の699ドルのノートPC「HP ProBook 5310m Notebook PC」を用意する。
財務支援では、HP Financial Services経由で3年間の購入プラン、対象レーザープリンタ購入顧客へのキャッシュバックプログラムなどがある。
2009/9/30 09:00