ラック、eラーニング方式のセキュリティ教育コースを提供


eラーニング画面サンプル

 株式会社ラックは10月8日、eラーニング形式のセキュリティ教育サービスの提供を開始した。

 同サービスは、アドバンサーブのeラーニング配信システムを利用して教育コンテンツを配信し、都合の良い時間帯を選んで受講できるセキュリティ教育サービス。集合研修に比べて時間や工数の削減、コストの軽減が可能なほか、コースの最後には確認テストを行い、受講者の理解度チェックなどの効果測定も実施できる。教育コンテンツには、実際に発生している情報漏えいの傾向や原因などに関するラックの知見を盛り込み、より実践的かつ効果的な教育メニューにしていくとする。

 2009年10月時点での提供コースは、「オフィスユーザ向けセキュリティコース」と「情報セキュリティしつけプログラム」の2種類。前者はeラーニング75分+問題と解説30分で、「セキュリティ事故は自宅PCからも発生する」「情報漏えいにつながりやすいシチュエーション」「実践的なセキュリティ自己防衛術」「いまさら聞けない個人情報保護のツボ」「理解度チェックテスト」を提供。価格は6000円(税別)/人。

 後者はeラーニング150分+問題と解説30分で、「脅威とセキュリティ対策」「オフィスセキュリティ」「ネットワークセキュリティ」「理解度チェックテスト」を提供。9500円(同)/人。

 今後は、集合研修形式で提供済みの技術者向けセキュリティ教育コースも、eラーニング形式で提供する予定。


(川島 弘之)

2009/10/8 13:44