デル、企業向けのWindows 7移行支援コンサルティング

　デル株式会社は10月19日、企業がWindows 7へ移行するのを支援するコンサルティングサービス「Windows 7 レディネス・アセスメントサービス」を提供すると発表した。顧客や自社での早期導入、パイロット運用などの経験、ノウハウが生かされているという。

　Windows 7 レディネス・アセスメントサービスは、Windows 7への移行を支援するコンサルティングサービスで、デルの「ProConsultサービス」の一環として提供される。具体的には、現在稼働中のPCがWindows 7に対応しているか、どのようなアプリケーションを利用しており、それらがWindows 7に対応できるか、といった点を顧客と共同で検証。ブラウザベースのアプリケーションについても、リストアップから、検証、修正、最終的なパッケージ化と導入までを支援する。また、ネットワークやサーバーインフラ、組織、ユーザーのそれぞれの観点からも、移行に必要な準備事項や推奨方針を報告するとのこと。

　またデルでは、自社のデスクトップPC「OptiPlex」、ノートPC「Latitude」、ワークステーション「Dell Precision」の各製品について、すべてがWindows 7の認証を受けたことも発表した。あわせて、ボリュームライセンスユーザーが自社のIT環境内で導入・検証できるよう、ほかのノートPCとデスクトップPCの多くについても、ドライバソフトウェアを提供するとしている。なお、Windows 7搭載のビジネス向けノートPC、デスクトップPCの発売は、パッケージ版、OEM版の発売日でもある10月22日を予定する。