米HP、最新インフラ管理ソリューション「Converged Infrastructure」


 米Hewlett-Packard(HP)は11月4日(米国時間)、最新のインフラ管理ソリューション体系「Converged Infrastructure Architecture」を発表した。リソースを統合管理することで稼働率を改善し、コストを削減するという。

 最新の管理製品ポートフォリオで、同社の既存のインフラソリューション「HP BladeSystem Matrix」を強化。仮想化、自動化などの技術を利用してサーバー、ストレージ、ネットワークなどのサービスをプールして、リソースを統一的に管理できるという。

 Converged Infrastructure Architectureでは、アプリケーション特定のプロセスから共有環境へとインフラ環境を標準化する「HP Infrastructure Operating Environment」、サーバーやストレージのリソースを仮想化する「HP FlexFabric」、リソースの利用を最適化する「HP Virtual Resource Pools」、データセンター全体の消費電力を効率化する「HP Data Center Smart Grid」などのツールを提供する。

 HPは同日、ISVパートナー向けプログラム「BladeSystem Solution Builder」の拡大も併せて発表した。提携ISVは、Converged Infrastructureで実装・管理できるソリューションを開発できるという。



(Infostand)

2009/11/6 10:00