米Microsoft、Walfram|Alphaと提携して「Bing」を強化

　米Microsoftと米Wolfram|Alph（Walfram Research傘下）は11月11日（米国時間）、検索分野での提携を発表した。Microsoftは、Wolfram|Alphaの検索エンジン「Walfram|Alpha」のAPIを利用し、自社検索サービス「Bing」を強化。最新のBingは、米国で段階的に利用できるようになる。

　Walfram|Alphaは2009年5月にスタートした知識検索エンジン。MicrosoftはWolfram|Alphが10月に発表した「Walfram|Alpha API」を利用して、BingにWalfram|Alphaを一部統合。Bingにキーワードを入力すると、Walfram|Alphaの高度なアルゴリズムを利用した計算結果が検索結果ページに表示されるようになる。

　Walfram|Alphaを統合するのは、栄養・へルスケアと数学の2分野。食品をBing検索すると、栄養表示ラベルがボトムに表示されたり、複雑な数式を入力するとコンセプトの図解を表示することなどができる。