オープンソースのBIスイートと連携した業務管理システム「MA-EYES」


Pentaho Open BI Suiteのユーザーコンソール画面
多次元分析などが行える

 株式会社ビーブレイクシステムズは12月15日、同社の業務管理システム「MA-EYES」とオープンソースのBIスイート「Pentaho Open BI Suite」との連携対応を行ったと発表した。2010年1月上旬より、連携済みの製品を提供する。

 MA-EYESは、企業独自の業務フローをサポートするセミオーダー型の業務管理システム。プロジェクト管理、ワークフロー、アクセス権限管理、各種帳票出力などの標準機能のほか、企業の要件にあわせた機能を追加することが可能。また、クライアントサーバー型のシステムを採用することで、Webベースのアプリケーションと比べて使いやすい環境を提供しているのが特長。

 Pentaho Open BI Suiteは、米Pentahoが開発・販売するオープンソースのBI製品。レポーティング、分析、ダッシュボード、データマイニング、データ統合、BIプラットホームなどの機能が用意されている。

 今回の連携対応により、MA-EYESに格納された各種データをPentaho Open BI Suiteの分析対象として利用できる。また、オープンソースのBIスイートを利用することで、高額の費用がかかっていたBIソリューションを低コストで実現できるとしている。

 設定済みのPentaho Open BI Suiteを組み合わせたMA-EYESフルパッケージの参考価格は、1300万円から。同社では、年間10本の販売を目標としている。



(福浦 一広)

2009/12/15 10:00