アライドテレシス、省エネ機能やセキュリティに優れた高密度レイヤ2スイッチ
CentreCOM 9048XL |
アライドテレシス株式会社は12月16日、Gigabit Ethernet(GbE)対応の52ポートインテリジェントスイッチ「CentreCOM 9048XL」を発表した。12月18日より出荷を開始し、価格は37万8000円(税別)から。
CentreCOM 9048XLは、インテリジェント機能を備えた52ポートのボックス型スイッチ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48ポートと、SFP×4スロットを備えるほか、同一ポートでIEEE 802.1X/Web/MACアドレスベースという3つの認証が混在可能な「Tri-Auth」、MACアドレスでパケットをフィルタする「ポートセキュリティ」などの機能を利用できる。またVLAN機能は、IEEE 802.1Q準拠のタグVLAN、ポートベースVLAN、マルチプルVLANや、同一ポート上で別々のVLANをユーザーごとに動的に付与する「マルチプルダイナミックVLAN」を搭載。ループの検出や設定した動作を自動実行するループガード、IGMP v3/MLD v2スヌーピング機能も備えた。
環境面でも、LEDやポートを任意の日時に強制的にダウンさせる「エコトリガー」、スイッチで切り替えて、あるいはトラフィック量に応じてポートLEDを消灯させる「エコLED」機能、リンクダウン中のポートの電力消費を自動的に抑制する「省電力モード」などを利用可能。さらに管理面では、Telnet、PING、SNMP(v1/v2c)、トラップ送信の各機能を持つほか、Web GUIを用いて、Webブラウザからリモートでネットワーク管理・保守を行える特徴があるとのこと。
アライドテレシスでは、ポート密度が高く、省エネ機能、認証/セキュリティ機能が充実していることから、この製品を、ネットワークセキュリティの強化や、限られたスペースで多くの端末を集線することが求められるオフィス・教室などへの配置に最適としており、「次世代インテリジェント・エッジ・スイッチ」に位置付けて拡販を図る意向である。
2009/12/16 14:50