米BMC、Javaアプリ実装自動化ソフトのPhurnaceを買収
米BMC Softwareは1月7日(米国時間)、Javaアプリケーション実装自動化ソフトの米Phurnace Softwareを買収したと発表した。買収金額など詳細は公表していない。データセンター自動化の次のレベルとして、アプリケーション層を強化する計画で、買収によって戦略を補完する
PhurnaceはJavaアプリケーションの実装を自動化するソフトウェア「Phurnace Deliver」を主力製品とするベンダー。Phurnace Deliverはアプリケーションの実装・設定のコストを削減し、複雑性とリスクを緩和するという。
BMCは今後、Phurnace製品を「BMC BladeLogic Application Release Automation」として販売し、サポートを提供する。また、自社のサーバー自動化スイート「BMC BladeLogic Server Automation Suite」にPhurnace技術を統合し、OS、パッチ、ミドルウェア、アプリケーションの全インフラレベルで、プロビジョニングや規制順守に対応するという。
Phurnace技術をBMC BladeLogic実装に統合することで、「WebLogic」「WebSphere」「WebSphere Portal」「JBoss」などのアプリケーションサーバー向けにJava EEのモデリングと実装が可能になるほか、アプリケーションサーバー間でのアプリのマイグレーションの自動化、自動化を通じたスクリプトへの依存解消などのメリットがあるしている。
2010/1/8 09:00