Sky、USBデバイス管理機能などを強化したクライアント運用管理ソフト新版


 Sky株式会社は1月13日、クライアント運用管理ソフトの新版「SKYSEA Client View Ver.4.1」の販売を開始すると発表した。

 SKYSEA Client Viewは、ログ管理や資産管理などの機能を備えた、クライアントPC向けの運用管理ソフト。資産情報と稼働状況を把握することにより、IT資産を最適化する機能を備えるほか、情報セキュリティ事故につながる可能性のある操作を警告したり、セキュリティ状況を把握するためのレポートを作成したり、リモートでメンテナンスを行ったり、といったことが可能になっている。

 今回の新版では、まず、USBデバイスの管理機能を強化。ユーザーやPCごとのUSBデバイス使用制限、USBメモリによるログイン認証、USBデバイスの最終使用日の抽出といった機能を搭載した。また、ネットワークセグメント内に「不許可端末遮断ユニット」を設置することにより、許可されていないPCがネットワークに接続された際にそれを検知し、自動的にネットワークから遮断できるようになった。

 加えて、ユーザーの要望に基づき、管理用PCのActive Directory認証連携、Exchange Server接続の送信メールログ取得、ログオン・ログオフ時間の表示、クライアントPCの操作ログ追跡などなど、多くの機能が追加されているとのこと。

 このほか、Windows 7、Windows Server 2008 R2やvProへの対応も行われた。


(石井 一志)

2010/1/13 18:31