SSD最適化機能を搭載した「Diskeeper 2010」をパッケージ版で提供


 相栄電器株式会社は2月4日、SSDに対応したリアルタイム自動デフラグツール「Diskeeper 2010 with HyperFast」のパッケージ版を19日より販売すると発表した。

 Diskeeper 2009のアドオンとして販売してきたSSD最適化機能「HyperFast」を、HDD断片化防止機能「IntelliWrite」などを備えた最新のDiskeeper 2010に搭載し、パッケージ版として提供する。従来、Diskeeper with HyperFastはダウンロード版のみの提供だったが、パッケージ版を望む声が多かったことから実現したという。

 一般的にSSDはHDDよりも高パフォーマンスだが、PCの使用回数を重ねることで、最終的にはHDDよりも大幅に動作が遅くなっていく。Diskeeperとシームレスに統合されたHyperFastは、SSD上の空き領域を統合。一定のスペースを確保・維持することで、SSDのピークスピードと寿命を最大化する。このSSD最適化により、日常的なアクセス処理が減少するため、SSDを延命させることも可能となる。

 8GB SSDでのベンチマークテストでは、読み取り速度が5.9倍、書き込み速度が19.5倍、ランダム読み取り速度が3.9倍、ランダム書き込み速度が9.0倍のパフォーマンス向上を記録したという。

 現在販売中の「Diskeeper 2010 日本語版」にHyperFastを追加した形で販売される。価格は「Diskeeper 2010 Home with HyperFast」が7980円、「Diskeeper 2010 Professional with HyperFast」が9480円。なお、Professionalには「I-FAAST 2.0」「CPU優先度設定」「コマンドラインインターフェイス」など、Homeにはない機能がいくつか搭載されている。




(川島 弘之)

2010/2/4 12:04