容易に導入できるログ管理ソフト「CA Enterprise Log Manager r12.1」

レポーティング画面

　日本CA株式会社は2月8日、コンプライアンス・レポート作成に最適なログ管理ソフト「CA Enterprise Log Manager r12.1」を発表した。同日より出荷を開始する。

　CA Enterprise Log Manager r12.1は、コンプライアンスに重要なアイデンティティ（ID）/アクセス管理の観点からログ情報を収集し、定型レポートが出力できる製品。Basel II、FISMA、GLBA、HIPAA、JSOX、PCI、SAS 70、SOX、COSO、COBITなど200種類以上の設定済みレポートが用意され、国内向けには日本版SOX法、個人情報保護法、PCIDSS、SAS70、ISMSなどに対応している。

　強力な分析・検索機能も備え、複数のデータソースからログを収集、正規化、アーカイブし、コンプライアンスのためのコストや複雑さを削減可能。データの収集は、エージェントレス、エージェントベース両方式に対応している。

　また、従来のログ管理製品がアプライアンス製品で提供され、導入時の設定や運用に手間がかかっていたのに対し、CA Enterprise Log Manager r12.1は、OS・組み込みデータストア・ソフトをすべてパッケージした「ソフト・アプライアンス・モデル」を採用。ハードを用意するだけで素早くインストールでき、設定の手間なしでログ収集、分析と検索、クエリとレポート出力を利用できるという。

　最小構成価格は、サーバーライセンス・収集対象10ソース分のライセンスを含み、128万円より。