リアルタイム検索エンジン・ベンチャーの米Wowd、最新版「Wowd 2.0」を発表
ベンチャーの米Wowdは2月9日(米国時間)、リアルタイム検索エンジンの最新版「Wowd 2.0」を発表した。検索クエリに対して、リアルタイムでWeb全体から関連情報を表示するもので、検索結果をライブで更新する機能などを追加した。
Wowdは、ユーザーが訪問したページに基づいて検索結果を表示するリアルタイム検索エンジン。2009年10月にベータ版として公開された。Webに掲載されたばかりの最新情報も対象として、ソーシャルメディアサイト、ニュースサイト、ブログなどから幅広く情報を集められる。
Wowdをダウンロードしたユーザーから、訪問したWebサイトデータを匿名で収集し、ランクを決定するというアプローチをとる。自分の検索履歴がわかる「MyPages」、1クリックで検索結果を共有できる機能などもある。
バージョン2.0では、人気トピックスを画面に常時表示するタグクラウド「Hot Topics」のカスタマイズ機能や、検索結果をストリーミングで表示してリアルタイムに自動更新する「SearchStream」を導入した。これらの機能は、ダウンロードして利用するユーザーのみが使える。
WowdはWindows、Mac、Linuxに対応。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
2010/2/12 09:00