東芝ソリューション、研修管理機能の豊富なSaaS型eラーニングサービス


 東芝ソリューション株式会社は2月15日、自社製eラーニングアプリケーションをSaaS化した「Generalist/LM(SaaS)」を発表した。

 Generalist/LMは、研修管理機能を豊富に備えたeラーニングアプリケーション。個人別・組織別の受講進ちょく状況の確認や、終了テスト分析・アンケート集計などが可能。eラーニング以外の集合研修(通信教育含む)を管理する機能もオプションで用意され、ITと集合教育を融合した「ブレンディング教育」の管理も実現する。

 SaaS化したことで、ユーザーがシステムを導入する必要はなく、システム監視やメンテナンスのための専任要員も不要。インターネット経由で利用でき、ユーザー自身で受講者リストや研修コンテンツを登録できる。また、月額定額料金を採用し、期間や人数の指定も自由なため、低コスト・短納期で利用できるという。

 BPO(Business Process Outsourcing)サービスにも対応。東芝グループで運用ノウハウを有した専門組織が、ユーザーに代わってシステム運用を行い、かつ画面デザインやユーザー独自の機能追加などをサポートする。

 標準機能(1000ユーザーまで)の利用料は28万円(税別)/月。このほか利用開始時のみ、初期設定費の58万円(同)、管理者教育費(1.5日)の25万円(同)が必要となる。

 東芝ソリューションでは、Generalist/LMについて、2015年までに20億円の売り上げを目指す。


(川島 弘之)

2010/2/15 11:59