アイレックス、既存の扉に簡単後付けできる入退室管理システム


 株式会社アイレックスは2月16日、「簡単・後付・低コスト」の入退室管理システムを発表した。

 同製品は、入退室管理ソフト「入退弁慶」、ICカードリーダー「PaSoRi」、電子錠「ケアカードS」から構成される入退室管理システム。入退弁慶で、セキュリティエリアを管理。扉にICカードリーダーと電子錠を取り付けることで、入退室管理を実現する。

 ICカードリーダーと電子錠には無線方式を採用。配線することなく、既存の扉にも簡単な設置工事で取り付けられる。セキュリティエリアを追加する場合も、ICカードリーダーと電子錠を増設するだけという。

 また、ICカードリーダーを2台(扉の内側と外側)設置すれば、入退室管理ソフトと連動し、入室時刻と退室時刻のデータから個人別の履歴管理が可能。履歴は日付、エリア、ユーザー番号にてフィルタ表示できるほか、カード紛失時に特定のICカードをソフトウェアから容易に無効化できる。

 価格は、入退弁慶が14万1750円、PaSoRiが16万5900円、ケアカードSが5万7750円。


(川島 弘之)

2010/2/16 14:51