ALSIのUSBメモリ暗号化ソフト「SecureDevice」、Windows 7に対応


 アルプスシステムインテグレーション株式会社(ALSI)は2月23日、汎用USBメモリを暗号化USBメモリに変換する「InterSafe SecureDevice」の新版を発表した。24日より販売開始する。

 InterSafe SecureDeviceは、手軽に暗号化USBメモリを作成できるソフト。同ソフトをインストールしたPCに汎用のUSBメモリを接続し、フォーマットすることで、暗号化領域を持ったUSBメモリが手軽に作成できる。

 新版となる「v1.0 SP1」では、Windows 7に対応したほか、管理画面のユーザビリティ向上、管理者権限の詳細設定などに対応。管理者権限では、複数の管理者を設定した際に、上位管理者とグループ管理者の管理機能を分類するなど管理性を強化している。

 また、ログ取得方式を選択性に変更したほか、Windows Vistaから搭載されたUser Account Controlや、「DocumentSecurity WorkFlow」との連携に対応。デバイス制御機能を持つDocumentSecurity WorkFlowで、外部書き出し対象メディアに、InterSafe SecureDeviceで作成した暗号化USBメモリを指定可能になっている。

 価格は、一般向け基本パック(管理ソフト+5ライセンス)が3万8000円(税別)から、アカデミック向け基本パック(管理ソフト+5ライセンス)が3万円(同)から。




(川島 弘之)

2010/2/23 17:28