マイクロソフト、3月の月例パッチは“重要”2件
マイクロソフト株式会社は3月5日、3月10日に公開を予定している月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の事前情報を公開した。公開を予定している修正パッチは2件で、どちらも脆弱性の最大深刻度は4段階で上から2番目の“重要”とされている。
公開予定の修正パッチは、Windows関連の1件と、Office関連の1件。米Microsoft Security Response Centerのブログによれば、今回の修正パッチにより合計で8件の脆弱性を修正する。また、脆弱性はいずれもファイルをユーザーが開くことで悪用される危険があるもので、ネットワークからの攻撃により悪用されるものではないとしている。
Windows関連の修正パッチは、Windows 7/Vista/XPが対象。Office関連の修正パッチは、Excel 2007/2003/2002および無料閲覧ソフトのExcel Viewer、Word/Excel/PowerPoint 2007ファイル形式用互換機能パック、SharePoint Server 2007、Mac版のOffice 2008/2004、Open XML File Format Converter for Macが対象となっている。
2010/3/5 13:39