バッファロー、セキュアUSBメモリの管理ツールを強化-パスワード変更を強制可能に


 株式会社バッファローは3月10日、セキュリティUSBメモリの集中管理ソフトウェア「SecureLock Manager」の新版「同 Ver.1.80」を発表した。価格は4万8000円(税別)。既存ユーザーは、同社のWebサイトから無償でダウンロードして利用できる。

 SecureLock Managerは、暗号化機能などを備えたバッファロー製のセキュリティUSBメモリに対し、顧客企業が自社のポリシーに沿った設定を行えるようにする管理ソフトウェア。

 今回の新版では、まず、USBメモリに設定するパスワードについて、指定した日数が経過すると、パスワードの変更を要求する機能を追加した。定期的な変更をユーザーに強制できるため、セキュリティの強化につなげられるという。また、指定された数を超えて間違ったパスワードが入力され、USBメモリがロックされた際に、データを自動消去する機能も追加された。

 このほか、PC内の指定ファイルの存在をチェックし、利用可能なPCを判別する機能や、利用期限を設定し、期限以後は利用不能にする機能なども搭載している。

 対応するUSBメモリは、RUF2-HSCW、RUF2-HSC、RUF2-HSCUW、RUF2-HSCUW/3、RUF2-FHSの各シリーズ。




(石井 一志)

2010/3/10 17:30