米Dell、クラウド向けサーバー「PowerEdge C」とクラウドソリューションを発表
米Dellは3月24日(米国時間)、クラウドをターゲットとした最新のサーバーライン「PowerEdge C」を発表した。あわせて新ソリューションやパートナープログラムの拡大も発表。「クラウドをメインストリームにする」としている。同日、一部の国で提供を開始した。
PowerEdge Cは、大企業向けソリューションのDCS(Data Center Solutions)事業部のアイデアによる最新製品。HPC、クラウドプロバイダ、SaaSプロバイダ、Web 2.0、ゲーム、ソーシャルネットワーキングなどに最適化した。
4ノードのクラウド/クラスタのインフラサーバー「PowerEdge C6100」、データ分析やクラウドプラットフォーム向けの「PowerEdge C2100」、大容量メモリに対応して電力効率に優れた「PowerEdge C1100」の3機種。いずれもラックマウント型で、Intel Xeonを搭載する。
ソリューションでは、事前検証済みのハードウェアとソフトウェアを提供して、プライベートとパブリックの両クラウド構築を支援する。まず、クラウドソフトウェアベンダーの米Joyentと提携し、Webアプリケーション向けにプラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)ソリューションを提供。ソリューションへのアクセス/実装/設計/管理をトータルでサポートする統合ソリューションサービスも発表した。
パートナープログラムでは、Webデータ分析の米Aster Data Systems、セルフサービス・データウェアハウジングの米Greenplum、インフラサービスの英Canonicalの3社を追加した。
2010/3/26 09:36