富士通、Xeon 7500番台を搭載する4Wayサーバー「PRIMERGY RX600 S5」


PRIMERGY RX600 S5

 富士通株式会社は3月31日、最新のXeon 7500番台を搭載した4Wayラック型サーバー「PRIMERGY RX600 S5」を発表した。5月中旬より販売を開始する。

 RX600 S5は、8コアのXeon 7500番台を最大4基搭載可能なハイエンドサーバー。最大512GBまでのメモリを搭載でき、企業の基幹業務における大量のトランザクション処理から、データ検索処理、複数の仮想環境の構築まで、幅広い用途に対応できるという。

 また、消費電力を抑えた「Xeon L7555/L7545」の搭載も可能なほか、同一のデータを2つのチャネルに書き込んで冗長化する「メモリ・ミラーリング」、キャッシュラインを複数の拡張RAMボードに配分してパフォーマンスを上げる「メモリ・インタリービング」といった機能に対応する。

 価格は、クアッドコアのXeon E7520(1.86GHz)、8GBメモリ、ディスクレスといった構成で129万2000円(税別)から。




(石井 一志)

2010/3/31 17:38