東芝、フルサイズテンキーを搭載する企業向けノートPC「dynabook Satellite L35」


dynabook Satellite L35

 株式会社東芝は5月19日、光学ドライブを搭載したスタンダードな企業向けノートPC「dynabook Satellite L35」を発表した。価格は14万7000円からで、販売は5月下旬より開始する。

 dynabook Satellite L35は、1366×768ドット表示可能な15.6型液晶(LEDバックライト)を搭載した、スタンダードな企業向けノートPC。フルサイズテンキーを内蔵しているため、テンキーを買い足さずとも、数字入力が多い業務に適用できる特徴を持つ。堅牢性については、100kgf面加圧テスト、70cm落下テストをクリアするほか、東芝HDDプロテクション機能も搭載した。

 価格は、標準では、シングルコアのCeleron 900(2.20GHz)、モバイルインテルGL40 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ(最大4GB)、160GB HDD、DVD-ROM、無線LANなしといった構成で、14万7000円。OSはWindows 7 Professionalを採用するが、ダウンロード権を利用したWindows XP Professionalプリインストールモデルも提供される。

 カスタマイズにも対応しており、2GBメモリ、128GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Office 2010 Personal/Home and Business、保証期間などを選択可能だ。

 インターフェイスは、USB 2.0×3、USB 2.0/eSATA、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、PCカードスロット(Type II)、メモリカードスロット、アナログRGB、音声入出力などを備える。また、セキュリティチップ(TCG Ver1.2)を搭載した。

 バッテリはリチウムイオンで、標準バッテリでの駆動時間は約1.6時間。サイズと重量は、約374×250.5×33.4~37.6mm(幅×奥行き×高さ)、約2.4kg。


(石井 一志)

2010/5/20 13:52