「Trustwave NAC」に100万円を切る小規模モデル、日本市場限定で


 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下、ジェイズ)は5月28日、検疫アプライアンス「Trustwave NAC」の小規模モデル「MAX-100」「MAX-250」を、6月1日より販売すると発表した。

 Trustwave NACは、ネットワークで怪しいふるまいをするノードを隔離する検疫アプライアンス。外部認証サーバーと連携した「Pre-Admission(LAN接続時認証・検疫)」機能、おとりホストやふるまい検知エンジンによる「Post-Admission(LAN接続後検疫)」機能、ARP書き換えアルゴリズムでノードを隔離する「Policy Enforcement」機能を1台で実現するのが特長だ。

 新モデルは、従来の「MAX-500」(500エンドポイントまで保護)と同じ検疫機能を備えながら、低価格を実現する新製品となる。価格は、MAX-100が99万8000円(税別、設置調整費別)、MAX-250が170万円(同)。MAX-500でも大幅割引キャンペーンを展開する同社だが、今回は100万円を切ることで、価格がボトルネックとなりやすい日本市場に訴求する考え。

 MAX-100は、2UにシングルコアCPU×1基を搭載。300Mbpsまで監視できる。MAX-250は、2UにシングルコアCPU×2基を搭載。600Mbpsまで監視できる。検疫機能はMAX-500同様、「認証」「検疫」「保護」の3機能をオールインワンで提供する。





(川島 弘之)

2010/5/28 15:55