チェック・ポイント、機能と性能の容易な拡張を実現したハイエンドUTMアプライアンス


 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は4月23日、UTM(統合脅威管理)アプライアンス「Power-1 11000シリーズ」を発表した。UTMアプライアンスのハイエンド製品群として提供され、導入先の環境にあわせて柔軟にパフォーマンスを強化できる。

 Power-1 11000シリーズは、ハイエンドのUTMアプライアンスとして提供される新シリーズ。最新のXeon 5500番台を搭載し、最上位モデルでは最大25Gbpsのファイアウォールスループット、最大14GbpsのIPSスループットを実現しているほか、ファイアウォール、VPN、IPS、アドバンスド・ネットワーキング、アクセラレーション&クラスタリングといったSoftware Bladeを、標準で搭載している。

 ラインアップには、「Power-1 11065」「同 11075」「同 11085」の3モデルを用意するが、下位モデルから上位モデルへ容易にフィールドアップグレードできる特徴を持ち、最大で66%のパフォーマンス向上が行える。またソフトウェア機能も、Software Bladeアーキテクチャによって必要に応じた拡張ができることから、大規模環境のユーザーは、かつてないレベルの柔軟性を手に入れられるという。なおSoftware Bladeは、ウイルス対策、スパム対策、VoIPセキュリティ、URLフィルタリングなどの機能を拡張できる。




(石井 一志)

2009/4/24 13:32