統合ログ管理システム「LogStare Tetra」をあらゆるログ形式に対応させるツール


 株式会社セキュアヴェイルは4月27日、統合ログ管理システム「LogStare Tetra」のオプションとして、あらゆるログフォーマットの取り込みを実現する「ユニバーサルログパーサ」を発表した。提供開始は5月1日の予定。

 LogStare Tetraは、ログを容易に監視・分析するためのシステム。収集したログを分析し、視覚的にわかりやすくグラフや表に展開するほか、ログ管理プロセスが実装されているため、自社のセキュリティポリシーにあったログ管理体制を簡単に構築・運用できる。

 今回提供するユニバーサルログパーサは、ログフォーマットの解析作業を支援するオプションツール。柔軟にログ項目を定義でき、時刻、辞書、サイズ、大文字小文字などの変換機能を備えている。また、ログ項目に対して自由に名称を付けたり、集計・検索項目としてのフラグを付けたりすることが可能。これらの機能により、製品によって独自に定義されたようなログフォーマットであっても、管理画面上の設定から対応可能という。

 価格は、5種類のアプリケーションログ解析が可能なライセンスで80万円から。10種類に対応するライセンスは150万円、無制限に対応できるライセンスでは500万円となっている。




(石井 一志)

2009/4/28 14:30