日立ソフト、Adobe AIRをインターフェイスに採用した文書統制システム


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は5月12日、ドキュメント総合統制システム「活文 NAVIstaff Ver.02-02」の機能強化版を7月1日より提供開始すると発表した。Adobe AIRをユーザーインターフェイスに採用し、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で文書にポリシーを設定できるようになったという。

 活文 NAVIstaffは、文書をDRM機能付きのPDFに変換し、公開・配布後の動的なコンテンツ制御機能を提供するドキュメント総合統制システム。外部公開後も動的にコントロールできる文書を作成可能なため、万一情報漏えい事故が起きた場合、インターネットを通じて散らばったすべての文書を閲覧不能にできるという。

 今回の機能強化版では、より簡単に使いたいというニーズに応える目的で、ユーザーインターフェイスにAdobe AIRを採用した。これにより、利用者への負担が軽減し、無理なく多くの利用者へ展開できるようになったことから、企業グループ全体でもスムーズな展開が可能になったとしている。

 価格は、100ライセンスで895万1985円から。




(石井 一志)

2009/5/12 14:57