ヴイエムウェア、VMware vSphere 4の国内出荷を開始-評価版も公開


 ヴイエムウェア株式会社は5月21日、仮想化プラットフォームの最新版「VMware vSphere 4」の国内出荷を開始したと発表した。あわせて、同社サイトにおいて評価版も公開された。

 VMware vSphere 4は、「VMware Infrastructure」と呼ばれていた統合仮想化製品の後継製品。スケーラビリティを向上したハイパーバイザー「VMware ESX/ESXi 4」をベースに、Fault Tolerance、vNetwork Distributed Switch、vStorage Thin Provisioning、Storage VMotion、vShield Zonesなど、インターナルクラウドを実現するための機能強化が行われている。

 中小規模ユーザー向けの機能限定パッケージ「VMware vSphere Essentials」「VMware vSphere Essentials Plus」、大規模ユーザーまで対応可能な「VMware vSphere Standard」「VMware vSphere Advanced」「VMware vSphere Enterprise」「VMware vSphere Enterprise Plus」を用意。

 市場予想価格は、VMware vSphere Essentialsが12万4000円、VMware vSphere Essentials Plusが37万4000円、VMware vSphere Standardが9万9000円、VMware vSphere Advancedが28万円、VMware vSphere Enterpriseが35万9000円、VMware vSphere Enterprise Plusが43万6000円。





(福浦 一広)

2009/5/21 14:25