ミラクル・リナックス、負荷分散システムをバーチャルアプライアンスで提供


 ミラクル・リナックス株式会社は5月28日、負荷分散システムのバーチャルアプライアンス製品「MIRACLE LoadBalancer Virtual Appliance」を発表した。6月5日より提供を開始する。

 MIRACLE LoadBalancer Virtual Applianceは、負荷分散ソフト「MIRACLE LoadBalancer」とLinuxサーバーOS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」を組み合わせて構成されたVMware vSphere対応のバーチャルアプライアンス。仮想環境向けにあらかじめセットアップされた形で提供されるので、VMware vSphereにそのまま追加して、すぐに動作させられるのが特長。

 MIRACLE LoadBalancerは、Webサイトの負荷分散を行うためのソフトウェア。Webベースの設定画面が用意されており、分散ノードの柔軟な追加・切り離し、セッション維持、多様な負荷分散パターンの提供といった機能を備えている。また、ネットワークの二重化、システムのクラスタ構成にも利用可能。

 価格は、1ノード版が35万円(税別)、2ノード版が70万円(税別)。そのほか、年間サポート料金が、1ノード版が10万円(税別)、2ノード版が20万円(税別)。





(福浦 一広)

2009/5/29 14:40