BSPとクオリティ、ITサービスとIT資産の一元管理で協業
株式会社ビーエスピー(以下、BSP)とクオリティ株式会社は8月3日、ITサービスマネジメントの分野で提携すると発表した。BSPのITサービス管理ツール「LMIS(エルミス)」とクオリティのIT資産管理ツールの「QND Plus(キューエヌディプラス)」を連携させ、IT資産とITサービスの一元管理を実現する。
LMISは、ITILを活用し、ITシステムをライフサイクルの視点でとらえ、継続的な品質向上と業務改善を通じてITシステム全体を最適化する製品。QND Plusは、社内に散在するクライアントPCの現状把握から台帳作成、自動インストール、脆弱性監査までをカバーする製品。IT資産に対する管理工数を削減し、ウイルスや情報漏えいなどのセキュリティリスクから企業を保護する。
両製品を連携させることで、LMISの構成管理データベースにQND Plusが管理するIT資産情報を取り込むことが可能となる。これにより、ITサービスとIT資産の一元管理が実現し、ハードの故障やソフトのダウン時にITサービスへの影響範囲を把握できるようになる。
また、ITサービスの更新作業において、LMIS上で変更管理・リソース管理の申請と承認を行い、QND Plus上でソフトの自動配布を行うことで、適切な手続きとサービス更新が可能となる。
2009/8/3 12:37