NTTデータイントラマート、SOA開発ツール「eBuilder」の上位版
株式会社NTTデータイントラマートは8月5日、SOA開発支援ツール「eBuilder」の上位版「ApplicationProducer」を発表した。
ApplicationProducerは、自製・他製のサービス化されたコンポーネントを、マッシュアップの組み合わせスタイルで視覚的に開発できるSOA型のWebシステム開発ツール。従来のプログラミング中心の開発から、サービス同士をダイナミックに編集するスタイルへと開発を変革でき、構築期間の短縮やコストの削減を実現する。
機能としては、モックアップと呼ばれるプロトタイプ画面を利用して、顧客と仕様調整を繰り返しながら、リスクの少ない開発を可能とする「モックアップからの画面作成」に対応。画面同士の遷移に関しても、グラフィカルに定義することができる。
ひな形を使ってソースコードを自動生成することも可能。Web上に公開されているサービスや、NTTデータイントラマート製の業務コンポーネント、自社開発のコンポーネントなどをGUIベースのツールで関連づけて、業務ロジックを作成することも可能。テスト・デバッグ機能により、テストスクリプトの自動生成や設定ファイルの視覚化なども可能となっている。
また、関連する成果物ドキュメントの自動生成もサポート。プログラムとドキュメントが一体となった形で生成できるので、ドキュメント作成工程を大幅に短縮し、開発生産性を従来よりも3倍以上に向上できるという。
NTTデータイントラマートでは、eBuilderの従来版「ApplicationDeveloper」と組み合わせることで、一貫したWebアプリケーション開発も可能になるとし、eBuilderを訴求していく方針。
2009/8/5 17:15