インテリジェントワークス、Windows/Mac両対応のPC管理ツール新版


 株式会社インテリジェントワークスは8月18日、PC操作ログ監視・IT資産管理ツールの新版「コンテンツウォッチャー・スマート2」を発表した。8月下旬に販売開始する。

 コンテンツウォッチャー・スマートは、Windows/Mac両対応のPC操作ログ監視ツール。クライアントPCの「ログイン・ログアウト」「ファイル操作」「アプリケーション操作」「プリンタ操作」「URL閲覧」「アクティブウインドウ」「クリップボード」などのログを取得することが可能。加えて、「所属部署」「マシン情報」「スペック情報」「ネットワーク情報」「アプリケーション一覧」などを把握するIT資産管理機能も備える。

 新版では、PC操作ログ監視とIT資産管理の機能をモジュールとして別購入できるようになった。どちらかの機能だけが欲しいユーザーにとって、初期費用の削減が可能となる。

 新機能としては、資産情報の「ディスクフル検索機能」により、外部ストレージなどすべての領域の資産情報を取得可能にした。オフライン時のPC操作ログ監視、IT資産情報管理や、HTTPSによる情報経路の暗号化にも対応。Software Asset Management機能で、ソフト、フォント、シリアル番号など資産管理の強化も図られている。

 さらにクライアントPCが1000台以上の大規模環境向けに負荷分散機能を備えたほか、VMwareに対応。独自IDの採用により、複数OSが起動するPCも管理可能となった。

 価格は、Windows用クライアントソフトが4500円/PCから、Mac用クライアントソフトが8900円/PCから、管理サーバーソフトが49万円/サーバーから。

 インテリジェントワークスでは、プライバシーマーク・ISMS取得予定の企業や、印刷業やデザイン業などにMacを利用している企業などを対象に、年間1万ライセンスの販売を見込む。




(川島 弘之)

2009/8/18 15:27