網屋、エージェントレスのSQL Server向けDBログ監査ツール


 株式会社網屋は9月3日、エージェントレスのデータベースログ監査ツール「ALogコンバータ for Database」を発表した。サーバーアクセスログ監査ツール「ALogコンバータ」のシリーズ製品として提供される。価格は98万円(税別)から。

 ALogコンバータ for Databaseは、データベースログを監査するためのソフトウェアツール。SQL Server 2008/2005/2000のデータベースログを分析可能で、これを利用すると、「誰が」「いつ」「どのデータベースで」「どのような操作を行ったか」といったデータベース操作を、容易に理解できるようになるという。

 具体的には、SQL Serverの標準機能「SQLプロファイラ」を活用して、データベースのアクセスログを収集し、ALogコンバータに転送。ALogサーバー側でログを変換し、圧縮保管、検索、分析を行う仕組みを採用する。また、複雑なデータベースのログを解析処理した後に分かりやすいログにまとめ、自動圧縮機能でログのサイズを小さくする機能も備えている。

 なお、単体でも利用できるが、ALogコンバータと同様の操作性でデータベースの監査を行えるため、両製品の併用によってログデータの一元管理を実現できるとのこと。

 価格は監査対象となるデータベースサーバー数によって異なり、例えば1データベースでは98万円(税別)、5データベースでは256万円(同)。10データベースでは386万円(同)。また別途、保守契約が必要となる。出荷開始は9月15日の予定。




(石井 一志)

2009/9/3 17:28