日立ソフト、集中型Javaコード診断ツールがJDK 6.0に対応


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は9月17日、集中型Javaコード診断ツールの新版「anyWarp CodeDirector V6.1」を発表した。対象ソースコードの適用範囲を拡大したことが大きな強化点。販売は9月30日より開始される。

 anyWarp CodeDirectorは、Java開発作業でのコーディングルール違反をチェックする、コード診断ツール。コード診断はEclipse上で行え、自分の担当しているソースコードを随時チェックできるほか、構成管理ツールと連携し、自動的にシステム全体のコード診断を実行する機能も備えているので、作業効率を下げずにソフトウェア品質管理を実現できる。

 今回の新版では、JDK(Java Development Kit) 5.0に加えてJDK 6.0をサポートした。JDK 6.0はJDK 5.0と比べてパフォーマンスに優れ、管理ツールも豊富であることから、Java開発で広く使われており、今回のサポートによって提供範囲を大幅に拡大できたという。また、Windows Vista、Internet Explorer 8、Eclipse 3.5といった環境にも対応している。




(石井 一志)

2009/9/17 12:28