富士通の野副社長が退任、健康上の理由で-間塚会長が社長を兼務


代表取締役社長を退く野副州旦氏(2009年7月の記者会見より)

 富士通株式会社は9月25日、代表取締役社長の野副州旦氏が、同日付けで代表取締役社長および取締役を辞任すると発表した。同氏より病気療養を理由に辞任の申し出があり、これを受理したという。社長職は代表取締役会長の間塚道義氏が兼務し、野副氏は相談役に就任する。

 社長を兼務する間塚氏は、1943年生まれの65歳。学習院大学卒業後、富士通ファコム株式会社に入社し、富士通には1971年に転社。経営執行役常務、取締役専務 経営執行役専務、代表取締役副社長などを歴任した後、2008年から現職を務めていた。




(石井 一志)

2009/9/25 15:49