APC、200V対応のラック型電源タップ-遠隔からの電源管理も可能


 株式会社エーピーシー・ジャパン(以下、APC)は9月30日、データセンター向けのラック型電源タップを発表した。「Metered Rack-Mount PDU AP7811(以下、AP7811)」「Switched Rack-Mount PDU AP7911A(以下、AP7911A)」の2製品を同日より販売する。

 AP7811/AP7911Aは、200Vで稼働するIT機器を接続できるラック型電源タップ。ブレードサーバーなどで高密度化が進むデータセンターでの利用が可能となっている。接続しているIT機器の使用電力値を自動計測してディスプレイ表示する機能に加えて、リモート制御が可能なインテリジェンス機能を備える。

 APCのマネジメントソフトと連携させることで、Web上でSNMPによる監視・管理が可能となり、遠隔からリアルタイムなディスプレイ情報の確認や、PDU単位のコンセントのオン/オフ/再起動が行える。AP7911Aでは、コンセントの口ごとにオン/オフ/再起動を、時間差を設けて実施することも可能。19型ラックに搭載可能で、サイズは2U。

 価格は、AP7811が8万9460円、AP7911Aが9万3030円。




(川島 弘之)

2009/9/30 18:02