Snow Leopardに最適化された「VMware Fusion 3」、Windows 7にも対応


 米VMwareは10月6日(米国時間)、Mac向け仮想化ソフトの新版「VMware Fusion 3」を発表した。10月27日より世界各国で発売する。50以上の機能が追加されたほか、ホストOSとしてSnow Leopardを、ゲストOSとしてWindows 7をサポートするなど、最新環境に対応した。価格は79.99ドル。

 VMware Fusionは、Intel Mac上でWindows OSなどを実行できる仮想化ソフト。ウインドウ内で仮想マシンを実行するのみならず、仮想マシンで実行しているアプリケーションを、Mac上にそのまま表示させられる「ユニティモード」も利用できる。

 新版では、64ビットのコアエンジンと64ビットカーネルをネイティブでサポートしているため、最新版のMac OS「Mac OS X Snow Leopard」のアーキテクチャを最大限に活用可能。これによって、Mac上で実行するWindowsのパフォーマンスを従来以上に向上できるという。

 またゲストOSとしては、Windows AeroやFlip 3Dの機能を含めたWindows 7に対応。OpenGL 2.1と、DirectX 9.0c Shader Model 3といった3Dグラフィックス機能もサポートしている。




(石井 一志)

2009/10/7 16:23