富士通、Windows Server 2008 R2をバンドルしたIAサーバー


 富士通株式会社は10月14日、同社のラックマウントサーバー「PRIMERGY RX300 S5」およびブレードサーバー「PRIMERGY BX620 S5」において、最新のサーバーOS「Windows Server 2008 R2」をバンドルした製品を発表した。同日より販売を開始する。

 Windows Server 2008 R2は、最新の仮想化テクノロジー「Hyper-V 2.0」、プロセッサの省電力機能「コアパーキング」などの新機能を搭載。これらの機能を利用することで、仮想化機能の強化・省電力性の強化が図れるとしている。

 RX300 S5は、Xeon 5500番台を最大2基搭載可能な2Uサイズのラックマウントサーバー。DDR3メモリスロットを18基搭載しており、最大144GBまでメモリを拡張することが可能。3.5インチSAS HDDまたは2.5インチSAS HDDの2モデルを用意。3.5インチSASモデルで6台、2.5インチSASモデルで8台までHDDを搭載可能。Windows Server 2008 R2バンドルタイプの価格は、38万8000円(税別)から。出荷開始は11月16日。

 BX620 S5は、Xeon 5500番台を最大2基搭載可能なサーバーブレード。DDR3メモリスロットを12基搭載しており、最大96GBまでメモリを拡張することが可能。2.5インチSAS HDDを最大2台搭載できる。Windows Server 2008 R2バンドルタイプの価格は、31万2000円(税別)から。出荷開始は11月16日。

 同社では、今回発表した製品以外のサーバーに関しても、順次バンドル製品を提供する予定。





(福浦 一広)

2009/10/14 14:34