NEC、インターネットアプライアンスのセキュリティ機能などを強化

　日本電気株式会社（NEC）は10月19日、インターネットアプライアンス製品群「Express5800/InterSecシリーズ」において、トレンドマイクロ株式会社のSaaS型メールセキュリティサービス「InterScan Messaging Hosted Security」のサポートを開始すると発表した。また同時に、ロードバランサー向けの「SSLアクセラレータオプション」も発表している。提供開始は、いずれも10月30日より。

　Express5800/InterSecは、メール、ロードバランサー、プロキシ、Webフィルタリングなどの用途に特化した、専用アプライアンスサーバー製品群。今回は、その中のメールサーバー製品「Express5800/MW300g」「同/MW500g」向けのオプションとして、InterScan Messaging Hosted Securityを提供開始する。これによって、迷惑メール（スパム）やウイルスへの防御機能が強化され、セキュリティが向上するという。価格は、5アカウントで2万8500円（税別）/年から。

　また、ロードバランサー「Express5800/LB300g」のSSLアクセラレータオプションを提供し、SSL暗号化された通信データの復号を効率的に行えるようにする。設定は、Express5800/LB300gのWeb設定コンソールを用いて、Webブラウザから簡単な設定で利用可能とのこと。価格は40万円（税別）。