「Silverlight 4」ベータ版、開発者向けに公開


 米Microsoftは11月18日(米国時間)、ロサンゼルスで開催中のイベント「Professional Developers Conference 2009」において、ブラウザ用プラグインの新バージョン「Silverlight 4」のベータ版を発表した。現在、開発者向けに公開されており、同社サイトのSilverlight開発ツールのページから、Windows版およびMac OS版の開発者向けランタイムなどをダウンロードできる。

 Silverlight 4では、Webブラウザ「Google Chrome」に全面対応したほか、ローカルファイルのSilverlightアプリケーション上へのドラッグ&ドロップ、Webカメラやマイクのサポート、ブラウザ外機能の拡張、印刷機能の改善など、多数の機能強化が含まれているとしている。開発ツールの新製品「Visual Studio 2010」にも全面対応する。

Silverlight 4 Beta(バージョン4.0.41108.0)

 Silverlight開発ツールのページでは、「Silverlight 4 Beta ソフトウェア開発キット」(英語版)や、Visual Studio 2010用の開発ツールアドオン「Visual Studio 2010 Beta 2 Microsoft Silverlight 4 Beta Tools」(英語版)も配布している。なお、これらの日本語版は12月上旬提供開始予定だとしている。




(永沢 茂)

2009/11/19 18:08