リコーとノベルが仮想化ビジネスで協業-アセスメントサービスを無償提供


 株式会社リコーとノベル株式会社は12月3日、仮想化ビジネスで協業すると発表した。協業の第一弾として、ノベルの仮想化プランニングツール「PlateSpin Recon」を活用した仮想化アセスメントサービスをリコーが無償提供する。

 今回無償提供される仮想化アセスメントサービスは、既存の物理サーバーのワークロード情報をリモートで収集し、評価・分析するサービス。サーバーごとに、OS、実行中のアプリケーション/サービス、パッチレベル、CPU、メモリ、ネットワーク、ディスクリソースなどの詳細情報を自動収集。収集内容をもとに統合・仮想化効果をシミュレーションする。アセスメントサービスを利用することで、肥大化しがちな仮想化環境の導入コストを最小限に抑え、無駄のない最適なITシステムを構築できるとしている。

 両社はこの仮想化アセスメントサービスを、販売戦略上重要なサービスと位置づけており、今後、アセスメント後の仮想化環境導入・構築サービスを提供するとしている。





(福浦 一広)

2009/12/3 13:30