日本オラクル、Xeon 5500番台や6コアOpteronに対応したOracle VM最新版


 日本オラクル株式会社は12月9日、サーバー仮想化ソフトウェアの最新版「Oracle VM 2.2」の国内提供を開始すると発表した。

 Oracle VMは、オープンソースのハイパーバイザー「Xen」をベースに提供されるサーバー仮想化ソフトウェア。最新版では、Xen 3.4とOracle Enterprise Linux 5.3をベースとした新しいカーネルを採用したほか、Xeon 5500番台や6コアOpteronなど、最新プロセッサへの対応によりパフォーマンスを向上しているのが特長。

 また、5月に買収した旧Virtual Ironの仮想マシンをOracle VMのイメージに移行する機能なども用意されている。

 このほか、仮想マシンごとに仮想CPUのスケジューリングの優先度や、各仮想マシンがアクセスできる最大CPU時間をパーセンテージで設定できるなど、CPUパワーマネジメント機能が強化されている。





(福浦 一広)

2009/12/9 12:00