ノベル、仮想イメージを使ったDR・バックアップ製品「PlateSpin Protect 8.1」
PlateSpin Protect 8.1のメイン画面 |
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ノベル株式会社は12月15日、ディザスタリカバリ/バックアップ製品「PlateSpin Protect 8.1」を発表した。同日より出荷を開始する。
PlateSpin Protectは、物理・仮想の両環境で動作するWindowsサーバー全体を仮想イメージ化してバックアップする製品。仮想イメージは、VMware ESX/ESXiを利用して作成。仮想イメージ化したあとは、差分データを圧縮して転送することで、2Mbps程度の帯域でも利用可能。同期は分単位から時間単位まで幅広い間隔で設定でき、世代管理も容易に行うことができる。また、メールやデータベースなど、トランザクションが頻繁に発生するサーバーでも利用できるよう、ブロックレベルのバックアップにも対応している。
ディザスタリカバリ用途で利用する場合、本番環境で障害が起きた時点で仮想イメージを起動して業務を継続できるほか、本番環境が復旧した時点で仮想イメージを物理マシンにリストアするといった使い方ができる。
バックアップ対象のOSは、Windows 2000 Server、Windows Server 2003(32/64ビット)、Windows Server 2008(32/64ビット)、Windows XP Professional、Windows Vista。PlateSpin Protect実行用の環境は、Windows Server 2003/2008。PlateSpin Protect管理用クライアントソフトの環境は、Windows 2000 Server/Server 2003/XP Professional。
バックアップ対象のサーバー数およびディスクブロック転送機能の有無により価格は異なる。1~74台のサーバー、ディスクブロック転送なしの場合で約12万円。1~49台のサーバー、ディスクブロック転送ありの場合で約23万円。
2009/12/15 11:00