日本HP、最大メモリ搭載量などを強化したエントリーワークステーション


HP Z400 Workstation(ディスプレイは別売)

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は1月12日、エントリークラスのワークステーション「HP Z400 Workstation」の仕様を変更し、「同 後期型」として提供すると発表した。従来通り、CTOモデルと固定仕様モデルをそれぞれ用意する。

 HP Z400 Workstationは、Xeon 3500番台を1基搭載するタワー型のワークステーション。今回の仕様変更では、4基のメモリスロットを6基に拡張し、最大メモリ搭載量を16GBから24GBへ拡大した。また、従来はオプションだったIEEE 1394aポートを本体前面に標準搭載し、インターフェイスを強化している。

 価格例として、クアッドコアのXeon W3520(2.66GHz)、1GBメモリ、250GB SATA HDD、グラフィックスレス、光学ドライブなし、FDDなし、Windows 7 Professional(32ビット)といった構成で16万7475円から。

 なお、同製品の発売を記念したキャンペーンも実施され、上記構成のモデルを9万9750円で提供するほか、通常は5250円かかる空冷から水冷への変更を、キャンペーンモデルに限定して無料で提供するとのこと。期間は3月31日まで。




(石井 一志)

2010/1/12 11:48