クラウド構築用システム「ClassCat Cloud」、専用管理ツールとともに販売


 株式会社クラスキャットは1月25日、クラウドサービス向けのWeb管理ツール「ClassCat Cute Server Manager Cloud Edition」を、プライベートクラウドシステム「ClassCat Cloud」とともに販売開始した。

 ClassCat Cloudは、プライベートクラウド構築に最適なアプライアンス製品。ハードウェアはIBM System x/BladeCenterから選択でき、動作検証済みの各種アプリケーションやヘルプデスクをオールインワンにしたクラウド・スターターキットとなる。OSSで構成することで、目的に応じて必要最小限のコストでクラウドの導入が可能になるという。

 同製品でオプションとして提供されるのが、ClassCat Cute Server Manager Cloud Edition。Red Hat Enterprise Linux/CentOS 5を動作環境とするインターネットサーバー管理ツール「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition」をクラウド利用に最適化したもので、Web/メール/SNMP/SSH/Telnet/FTPなどの基本サービスをクラウド環境で容易に利用できるという。

 また、マルチ仮想サイトの運用に対応。迷惑メール対策として「Outbound Port 25 Blocking(25番ポートブロック)」を備えるほか、送信ドメイン認証、スパムフィルタ、SSL暗号化通信などのメールセキュリティ機能を搭載する。




(川島 弘之)

2010/1/25 13:20