ラネクシー、Windows 7やBlackBerryをサポートしたデバイス制御ソフト新版


 株式会社ラネクシーは2月2日、デバイス制御ソフトウェアの新版「DeviceLock V6.4.1」を2月24日より販売開始すると発表した。

 DeviceLockは、米DeviceLock社が開発したデバイス制御ソフトウェア。モバイルデバイス、FDD、光学メディア、USBメモリやSDカードなどの着脱可能デバイス、赤外線、シリアル/パラレル、プリンタなどなど、さまざまなインターフェイスを制御する機能を備えており、情報漏えいのリスクを少なくすることができるという。また、禁止されたデバイスを一時的に使用可能にする機能や、特定のデバイスだけを除外するホワイトリスト機能、監査ログ出力機能、外部デバイスに出力したファイルをミラーリングするシャドウイング機能なども備えている。

 今回の新版では、最新クライアントOSのWindows 7に対応したほか、iPhone/iPodデバイスに対する、詳細なアクセス制御・監査・シャドウイングを追加した。iPhone/iPodへ、もしくはiPhone/iPodから転送される異なったメディア、接続、ファイルなどに対して、アクセス制御設定を行える。さらに、BlackBerryデバイスへのアクセス制御と監査にも対応した。

 加えて、暗号化された仮想ドライブを作り出す「DriveCrypt」との統合により、暗号化されたDriveCryptディスク(USBフラッシュドライブやほかのリムーバブルメディア)を検出し、特別なアクセス許可を適用できるようになっている。この機能を利用すると、例えば、暗号化されたリムーバブルデバイスのみに書き込み許可し、暗号化されないメディアに対しては書き込みを拒否するといったことができるとのこと。

 価格はボリュームによって変わるが、1~24ライセンスの場合で6000円(税別)/ライセンス、25~49ライセンスの場合は5500円(同)/ライセンス、などとなっている。なお、初年度は保守契約が必須となるほか、別途メディアキットも必要になる。




(石井 一志)

2010/2/2 15:40