双日システムズ、暗号化USBメモリと「DeviceLock」をセットで発売


 双日システムズ株式会社は2月15日、管理者機能付き自動暗号化USBメモリ「A-Key V4 typeE」シリーズに、株式会社ラネクシーのデバイス制御ソフト「DeviceLock V6.4.1」を組み合わせたPCセキュリティ強化パッケージを、2月24日より販売すると発表した。

 A-Key V4 typeEは、保存したデータを自動で暗号化するUSBメモリ。利用時のパスワード認証、A-keyのロック・自動消去機能などを備え、大切なデータを保護できる。管理者ツールとユーザーツールを標準搭載し、管理者用パスワードでフォーマットやロック解除などが可能。オプションでPKI電子証明書やWebサイトのシングルサインオンなども実現する。

 一方、DeviceLock V6.4.1は、USBメモリに柔軟なアクセス制御を実現する製品。例えば、USBメモリへのフルアクセス、アクセス権なし、読み取り専用といった細かいセキュリティポリシーを、ユーザー・グループごとや曜日・時間ごとに設定できる。また、「USBホワイトリスト」機能で、USBメモリに付与されたベンダーIDやプロダクトID、シリアル番号を基に、特定のデバイスにのみアクセス許可を与えることも可能。

 両製品のパッケージ製品では、DeviceLockのUSBホワイトリスト機能を利用し、A-Key V4 TypeE以外のUSBデバイスの制御を実現。アクセスログの管理も可能となり、より強固なセキュリティ対策が実現するという。

 価格は、100ユーザーの場合で1万3300円/ユーザー。3月末まではキャンペーンとして、最大29%オフとなる9800円/ユーザーで提供する。年間保守料は別途必要。




(川島 弘之)

2010/2/15 17:59