ラックと日本ユニシス、メニューも豊富なセキュリティeラーニング


 株式会社ラックと日本ユニシス株式会社は3月2日、情報セキュリティ教育分野で協業すると発表した。ラックの情報セキュリティ教育メニューと、多言語・大人数の同時受講に対応する日本ユニシスのeラーニング教育プラットフォーム「LearningCast」を組み合わせて提供する。

 特長は、海外展開する多国籍企業の全従業員が受講できる点。LearningCastのSaaS型というメリットを生かしインターネット環境さえあれば、数百人から数千人規模の従業員がいつでもどこからでも利用可能。教育コンテンツは、英語、中国語など42カ国語への翻訳(オプション)に対応する。

 コンテンツとしては、ラックの「セキュリティアカデミー」の教育メニューを提供。一般ユーザーから情報システム部門の技術者まで、さまざまな対象に全18コースをそろえ、目的に合わせて自由に組み合わせられる。こうしたラックが保有する最新のセキュリティ事情を考慮したコンテンツのみならず、ユーザー企業のセキュリティポリシーなどを考慮したオリジナルコンテンツもラックが開発してくれる。

 またLearningCastは、教育コースの申し込み管理、進ちょく管理、結果集計など教育担当者に必要な機能も備えるため、集合研修と比べて作業負荷を低減できるのが特長。




(川島 弘之)

2010/3/2 11:53